ショップパートナー的「起業や開業がうまくいく整理法」

付箋
独立開業・新規開店「お店開店」の中島です。

起業や開業がうまく進まないのは、「整理ができない」「経験が無いから」という話をしました。
中でもなぜ整理ができないのか、もうちょっと詳しくお話ししようと思います。

整理できない第一の原因は、優先順位がつけられないことだと私は思います

よく巷では「7つの習慣」の時間管理のマトリックスを参考にすることが多いと思います。
第一領域・・・緊急で重要
第二領域・・・緊急ではないけど重要 といった感じ。
それは有名なので、詳しくはネットで調べてください。

7つの習慣も良いですがショップパートナーでは、
お店を開業するために、もう少し具体的に進めています。

ショップパートナー的「起業や開業がうまくいく整理法」

①やることを付箋に書く出す
無作為でいいです。やることを書き出していきます。
付箋を使うと後が楽です。まずは、ざっくり書いてみてください。
・不動産を探しに行く
・内装工事をする など

②付箋を大きな紙に、1月後、2月後という風に貼る
作成した付箋をざっくり月別に整理してみてください。
1カ月~12カ月まで、ますをつくります。(開店後のマスがあると便利です)

③不思議と、新たなやることに気が付く
気が付いたものを、付箋にどんどん書いて、リストに組み込んでください。
・ホームページを作る
・バイトの手配 など

④既に開業している人や、詳しいひとに見せてみる。
この段階での気づきはすごくあります。
・工事はもうちょっと日にちを確保した方がいいよ
・メニューを作るのと、試作は結構時間いるよ など

⑤仕上げ。更に10個増やしてください。
まだやることがあるはずです。より細かく書くのもいいと思います。

完成!
完成度より、まずは完成させることに集中してください。

気が付くと「開業までの工程表」が出来ている

気が付きましたか?
これが「工程表」です。
やることリストを、時間軸に組み替えると自然と工程表が出来上がります。

実はお店を開業するまでに不動産や工事などたくさんの人の協力が必要です。
行き当たりばったりだと、必要なタイミングで必要な人が確保できなかったり、工事も間に合わなくなります。

ポイントは、一通りの工程表をなるべく短い間に組み立ててください。
何日もかけてやると、記憶が無くなり振り出しに戻ります。
完成度が低くても追加できるので、まずはパズル感覚で進めてください。

工程表は大事です そして、自分で必ず作ってください

第三者が作った工程表はおすすめできません。
自分で作った工程表は頭に染み付きます。トラブルや変更が起きたときすぐに対処できますし、工程遅れを自分で防ぐことができます。

ツアー旅行で工程表を無くすと困りますよね。「明日何時に起きるんだっけ?」みたいな。
でも自分で立てたスケジュールなら、「あそこまで、クルマで10分だから8時起きだな」みたいな感じです。
だから、工程表は自分で作った方がいいです。

このような整理の相談や、工程表の作成は、[ フリートークプラン ]で行っています。
思うように、起業や開業がうまく進まない方はご相談ください。

プロフィール

中島 将文
中島 将文ショップパートナー代表
建築工学科出身。ゼネコン・設計事務所を経て、約10年店舗の運営管理を経験。
開業資金をなるべく抑えるプラン作成が得意で、品質が良くてランニングコストがなるべくかからない中小規模の飲食店開業や物販店開業をしています。年代は30代~40代の方がおもで、事業計画などの相談や具体的な開店準備のサポートが多いです。