ご質問内容

15坪のカフェはどのくらい客席が作れますか？
 

SVを約10年経験　開業準備のプロが答えます
ショップパートナー　中島 将文（ナカシマ・マサフミ）
 
建築工学科出身。ゼネコン・設計事務所を経て、約10年店舗の運営管理を経験。開業資金をなるべく抑え、品質が良くてランニングコストがなるべくかからない中小規模のお店づくりが得意です。
30代～40代の開業の相談や具体的なサポートが多いです。

回答します

15坪というと、約50平方メートルで、畳でいうと、約30畳です。

2LDKのマンションくらいの大きさです。

客席の数は？
客席は、坪数×1.3～1.5くらいですので、20席～23席くらいでしょう。

厨房の広さは？
そのうち厨房の広さが、20～30％くらいですので、
25％だとして、12.5平方メートルという計算になりますが、だいたい7.5畳くらいの広さです。

残りが客席ですので、ざっくりですが22.5畳に22席と通路やトイレやレジがあるといったイメージです。

カフェの大きさとしてはそこそまで広い方ではありませんが、狭いとも感じない広さだと思います。
このくらいの広さがあれば、30～40人弱の貸切パーティーができるくらいです。
 
カフェ作りのワンポイントアドバイス
コーヒーマシンや、製氷機は、お店の規模と回転率で決まります。
同じメーカーのコーヒーマシンでも、大きさが様々あります。基本性能が違うこともありますが、同じデザインで大きさが違うものは時間当たりの稼働量が違うということです。
10分あたり、15杯コーヒーが作れるマシンと、10分あたり、40杯作れるマシンでは基本容量が違います。
製氷機も同じで、いくら一晩かけて氷を作っても、使い切ってしまえばICEのドリンクは提供できません。なので、来店最大量でマシンの容量を決めます。
来店最大量の要は、客席数も重要ですが、回転率も計算しなくてはなりません。
そうなると、喫茶のフルサービススタイルか、セルフサービスのスタイルかも事前に決めておかなくてはいけないということです。
概ねお店の稼働率が決まれば、メーカーや代理店で提案してもらえるので、ジャストなものを選択すればいいと思います。

プロフィール

中島 将文ショップパートナー代表

建築工学科出身。ゼネコン・設計事務所を経て、約10年店舗の運営管理を経験。
開業資金をなるべく抑えるプラン作成が得意で、品質が良くてランニングコストがなるべくかからない中小規模の飲食店開業や物販店開業をしています。年代は30代～40代の方がおもで、事業計画などの相談や具体的な開店準備のサポートが多いです。

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