プレハブで飲食店を開くことはできますか?
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ご質問内容
プレハブで飲食店を開くことはできますか?
建築工学科出身。ゼネコン・設計事務所を経て、約10年店舗の運営管理を経験。開業資金をなるべく抑え、品質が良くてランニングコストがなるべくかからない中小規模のお店づくりが得意です。
30代~40代の開業の相談や具体的なサポートが多いです。
回答します
プレハブで飲食店を開くことは可能ですが、あくまで仮設であることを忘れてはいけません
非常に多くいただく質問なのですが、まず基本的なお話しをします。
プレハブは、基本的に建築基準法上では、普通の建物です。
ごく一部の例外を除いて、何か優遇されるということは特別ありません。
気になる価格ですが、プレハブの方が安く建てられる可能性は高いと思います。
ただし、長持ちしません。
プレハブはあくまで「仮設の建物」建築現場で工事の間だけ雨宿りする場所といった感覚です。
最近の住宅や店舗で標準化されている機能もありませんので、ホコリも入ります。
屋根や窓が薄いので、夏は暑いし、冬は寒いです。
個人的感覚としては、毎日店舗として使うのであれば10年持つかな~といった印象です。
錆びてきたり、ゆがんできたりすると思います。
なので、一時的にプレハブでオープンして、5年後に事業拡大して、しっかりした店舗を構えるというのであれば、いい選択かもしれません。
あくまで、仮設であることを忘れてはいけません。
プレハブは全て安くて長持ちしないのか?
プレハブといっても従来からある、工事現場で使われるようなものと、建築工法として、「プレハブ工法」があります。
従来からあるプレハブは、一時的に使うことを目的としているため、あえて安い建材を使って、費用をおさえています。日常生活でいうと、ビニール傘のような感じです。
ビニール傘も、しっかりつくれば丈夫ですが、普通の傘と値段がかわりません。
なのでプレハブも、しっかり丈夫に作れば性能もよくできますし、丈夫な建物になります。
それが、プレハブ工法です。
結論を言うと、プレハブだから安いのではなく、「プレハブなら、安い建材でも作れる構造だから安い」ということです。
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プロフィール
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建築工学科出身。ゼネコン・設計事務所を経て、約10年店舗の運営管理を経験。
開業資金をなるべく抑えるプラン作成が得意で、品質が良くてランニングコストがなるべくかからない中小規模の飲食店開業や物販店開業をしています。年代は30代~40代の方がおもで、事業計画などの相談や具体的な開店準備のサポートが多いです。
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