ご質問内容

田舎でカフェを開くことは可能ですか？

SVを約10年経験　開業準備のプロが答えます
ショップパートナー　中島 将文（ナカシマ・マサフミ）
 
建築工学科出身。ゼネコン・設計事務所を経て、約10年店舗の運営管理を経験。開業資金をなるべく抑え、品質が良くてランニングコストがなるべくかからない中小規模のお店づくりが得意です。
30代～40代の開業の相談や具体的なサポートが多いです。

回答します

結論からいうと、やろうと思えばできると思います
田舎でカフェをやるとなるとやはり気になるのは、資金面だと思います。
開業資金が抑えられる反面、お客様が来なければ経営していけません。どんなに腕がよくてもお客さんが来なければ、やっていけませんよね。
ポイントは、知ってもらうことです。
最低限おさえる３つのポイントをお話しします。

①顧客リストを作りましょう。
カフェですが、顧客の囲い込みは肝心です。リピートしてもらえなければ意味がありません。
優先順位をつけたり、来店の傾向を分析してお便りを出すなどするといいと思います。
ポイントは、「パートナーや友人を連れていきたい」とイメージさせられるかです。

②ネット集客も活用しましょう。
活用しましょう！と書きましたが、結構頑張んなくては難しいと思います。
暇な時間は、ずーっとパソコンに向かう感じです。
業者を使えば早いですが、それだけで多額の費用がかかります。
自分でやるのであれば、相性の良いキーワードがあるので、意識してブログを書くといいと思います。
例えば、
「ケーキ」なら、「誕生日」や「記念日」
「スキー場」なら、「おしるこ」や「ココア」など

③ご近所と仲良くしましょう。
都心と違い、近所のつながりは大きいです。ご近所の方が日常的に来てくれるようになったら、第一ステップクリアです。
今度は、お店を応援してくれるように戦略をたてます。
 
「知っている」の数が多いことを意識しましょう
このように、田舎でカフェをやる場合、都心と比べ自然と来店はありません。
なので、こちらから便利な存在であるとアピールしなくては、なかなか来店されません。
そして、美味しいのは当たり前です。
便利で美味しくて、魅力的ならば来店するはずです。ポイントは、「知っている」の数が多いことです。
人の5倍10倍活動すれば可能性は高まります。

プロフィール

中島 将文ショップパートナー代表

建築工学科出身。ゼネコン・設計事務所を経て、約10年店舗の運営管理を経験。
開業資金をなるべく抑えるプラン作成が得意で、品質が良くてランニングコストがなるべくかからない中小規模の飲食店開業や物販店開業をしています。年代は30代～40代の方がおもで、事業計画などの相談や具体的な開店準備のサポートが多いです。

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