起業したけれど思うようにビジネスが進みません。どうしたらいいのでしょうか?

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ご質問内容

起業したけれど思うようにビジネスが進みません。どうしたらいいのでしょうか?


ショップパートナー代表中島将文SVを約10年経験 開業準備のプロが答えます
ショップパートナー 中島 将文(ナカシマ・マサフミ)
 
建築工学科出身。ゼネコン・設計事務所を経て、約10年店舗の運営管理を経験。開業資金をなるべく抑え、品質が良くてランニングコストがなるべくかからない中小規模のお店づくりが得意です。
30代~40代の開業の相談や具体的なサポートが多いです。

回答します

ひとつ原因を挙げると、見込み客と会っていますか?
「起業がなかなか進まない」と相談される方に伺うと、ほとんどの方が見込み客と会っていないです。
まず見込み客とお会いして話さないことには、購入に至りません。

でも、アポイントや来店の予定を取ろうと電話をするけれど、
「忙しいからまた会いましょう」や、「必要なときに連絡します」などと言って断られてしまいます。
何で断られるのでしょうか?
断られる原因は、あなたが「怪しい」「会うメリットを感じない」「売りつけられる」と思うからではないかと私は思います。

結論からいうと、それらのデメリット要素が無ければ相手は会ってくれるということです。

★具体的にどんなデメリットがあるのでしょうか?対処法も書きます。
①高額な商品を買わされてしまうのではないか?
対処法:高額な商品もあるけれど、誰でも手に出しやすい商品があることを知ってもらう。

②今の生活に特別必要ないと思っている
対処法:見せ方を少し変えてみる。これを活用してどうなったのか。その感情も見せられるといい。

③効果が無さそうな気がする(ムダになる気がする)
対処法:無料で体験して実感してもらう。実感できれば勝手に商品が売れていきます。

★わかりやすい例が通販の化粧品です
高級な商品ラインナップもあるけれど、手が届く金額の商品もある。リピートしていくうちに、高額商品の試供品を送ればすぐに、そちらに切り替えます。
ターゲットの年代の人が抱える問題を提起する。実際に使ったひとの感想を見せれば、「これ私!」と思う人は試してみようと思います。
無料お試しセットを完全無料で送ります。1週間使って変化を感じれば意識します。その時に送料サービスなどメリットになることを設定するとグッと購入率は上がります。
これらには、①②③全ての要素が含まれています。

このように、お客さんがデメリットに思うことを整理してあげることが大切です。
化粧品に限らず、この考え方はどんなビジネスでも使うことができます。
あなたが会ってくれなかった見込み客の方の「デメリット要素」を考えてみてください。
リベンジすればうまくいくと思いますよ!
 
広告に力を入れるのはこの段階では無意味です
スタートアップしたばかりの方が広告宣伝費に多くお金を使うパターンが多いです。目につくチャンスは増えますが、実際お問合せはほとんどありません。それは、デメリット要素の提示と対処法がしっかり表現されていないからです。安易な値引きも同じです。
きちんと整理してからであれば、広告も意味があると思います。


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プロフィール

中島 将文
中島 将文ショップパートナー代表
建築工学科出身。ゼネコン・設計事務所を経て、約10年店舗の運営管理を経験。
開業資金をなるべく抑えるプラン作成が得意で、品質が良くてランニングコストがなるべくかからない中小規模の飲食店開業や物販店開業をしています。年代は30代~40代の方がおもで、事業計画などの相談や具体的な開店準備のサポートが多いです。