新規出店に適した、場所の選び方

bukkenbasyo
「お店をだそうと思うけど、どこに出店したらいいんですか?」

この質問よく受けます。思い切って都心に出ると、家賃高いし、地元じゃ集客が心配。
あまり行ったことはないけど、原宿とか渋谷とかなら、お客さん来るかな?
でも、家賃が高い。なんて会話をよくします。
では、お店を新規出店するには、どこがいいのでしょうか?

お店の場所を決めるには大きく分けて2つのstepで行います

1.出店希望地を決める
2.出店地の商圏調査をする

ここでは、出店希望地を決める方法をご紹介します。
単純に希望地といっても漠然としていてなかなか決まらない方が多いです。

出店場所に悩んだらどうしたらいいのか

私たちのような小規模の店舗で一番いいのは、自分がよく知っている土地です。
いわゆる「土地勘がある場所」です。
実際に住んでいたところや、働いていたところなど、なんとなく一日の流れがつかめます。
「近所に大学があるから午後は学生が多い」とか、
「週末は、ベビーカーを引いたファミリーが多い」とかなんとなくわかりますよね。
そうすることで、いざ客足が途絶えたときに、
「学生の小腹を満たせるものを提供しよう」とか、
「ベビーカー置き場を設置しよう」とか、
どのタイミングで何をするのか空気感を掴みやすいです。

想像してみてください。
知らないところで、営業するということは極論ですが、旅行先でお店を出すようなものです。
いくら、商圏があると勧められてもおすすめしません。
例えば、
「東京に住んでいて、大阪にお店を出す」
「日本に住んでいて、ニューヨークにお店を出す」
結構ギャンブルです。

ただ、短期的に出店するのではあれば別ですが。

実はお店を出すのはそのくらい繊細な話です。

大阪でなくとも、同じ東京でも「新宿」と「池袋」では、全然客層が違います。
売れる商品や、クレームの出方も全然違うんです。
だから、土地勘のあるところをまずかんがえることをおすすめしています。

でも、土地勘があるのは都心ばかりなんだよね・・・

都心での開業は、家賃も張るし現実的ではありません。
そんなときは、ちょっと、外れたスポットを探してください。

渋谷なら、最近では奥渋や、渋谷駅新南口付近など出店が急速に増えています。
都心の外れたところであれば、家賃的にも現実的ですし土地勘があるので安心です。


物件探しは、ショップパートナーの専門分野です。
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プロフィール

中島 将文
中島 将文ショップパートナー代表
建築工学科出身。ゼネコン・設計事務所を経て、約10年店舗の運営管理を経験。
開業資金をなるべく抑えるプラン作成が得意で、品質が良くてランニングコストがなるべくかからない中小規模の飲食店開業や物販店開業をしています。年代は30代~40代の方がおもで、事業計画などの相談や具体的な開店準備のサポートが多いです。