退職して1月から起業する心構えと注意すること。事業計画・スケジュール・失業保険など

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ショップパートナーの中島将文です。
12月末で正式に退職して晴れて1月から起業準備に入るという方は意外と多いなという印象です。
確か私もそうでした。
といっても、1月正式退職というと、12月の始めくらいから有給消化などでほぼ退職したようなもの。
完全にフリーの1月になると、会社員だった感覚から晴れて自由になった!と思う反面「無職感」が半端なく不安もあります。

1月退職の心構えと注意すること
まず、1月退職特有のことをお話します。
1月は世間的にものんびりした時期です。正月ムードが抜けていない。悪く言えば、ちょっと「だら~」っと過ごしてしまう傾向にあります。
起業するということは、誰にも雇用されていないわけですから、だらだらするのもシャッキとするのも勝手なわけで、この1月ムードが2月3月まで引っ張ってしまう方が多いです。
1月1日からシャッキとしろとは言いませんが、こういうことを少し頭にいれておくといいと思います。

1月からまずやること
主に事業計画とスケジュールの計画です。
先にも述べた通り、「だら~」としてしまうと、一瞬で3カ月くらい経ってしまいます。
なので、できるだけそういう時期を作らないことがポイントになってくると思います。

1)事業計画はいるのか?
結論から言えば、どちらでもOKといってしまえばそうなります。
ただ公庫などで融資を受ける場合は、事業計画は必須になってくるので、作成する必要があります。
最初はイメージがまだ固まっていないので、たぶん書けないと思います。

2)スケジュールの計画
これが一番重要です。
これからどう動くのか、簡単に計画してみてください。
2月までにどうなっていたいですか?
4月までにどこまで進んでいたいな~みたいな。まずは、想像ベースでOKです。
それが固まってくると4月までにこうなっていたいのであれば、これは習得しとかなきゃダメだな~
と感がるようになります。
忘れないように、ノートなどに書き留めるといいと思います。

失業保険にこだわらない方がいい
退職するひとは、失業保険を受給しようと思う方が多いですが結論からいうと、私はおすすめしません。
なぜかというと、失業保険受給終了するまで、起業活動ができないからです。
とはいえ、規制緩和で起業準備に限り失業保険を受給できることになったのですが、色々と条件があり複雑です。例えば、普通に求職者として履歴書を書き企業に面接はいかないとダメです。

今まで企業人であった以上適当にもできないし、ブログで起業します!と書いているのに、就職活動しているのは、自分のなかで、どちらを優先するのかだんだんわからなくなってくるものです。
それだけの理由ではありませんが、私はおすすめしません。

起業までの期間はだいたい6カ月
少し話がそれましたが、起業にかかる期間は、だいたい6ヶ月が目安になります。
ざっくりいうと、最初の3カ月が手探りの時期になると思います。
残りの3カ月が起業準備している感が出てくる時期です。
3カ月間がしんどくて、起業をやめてしまったり、バイトをしてしまう方が多いです。
別に仕事をしていると起業準備はまずできません。疲れて眠いです・・・
な・の・で!!
スケジュール計画が重要だと私は思います。

いままで、事業計画をお手伝いしていて、良いプランがあるのに中々話が進まないという方をたくさん見てきました。
なので事業がなかなか開始できないんだろうな~と考えるとやはり、スケジュールの管理ができていないことが共通して言えます。

1月から「たった1日で起業のスケジュールシートが作れるセミナー」という1dayのセミナーを行います。
起業するまでのスケジュールが1日のセミナーでできます。
いわゆるお勉強というスタイルでは無くマンツーマンで具体的にスケジュールを立てられるので、オリジナルの現実的なスケジュールを作成することができます。
スケジュールの計画に自信が無いな~、コツコツ派ではないな~という方にはおすすめです!
満席の日程もあります。まずは、予約可能かチェックしてみてください。

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プロフィール

中島 将文
中島 将文ショップパートナー代表
建築工学科出身。ゼネコン・設計事務所を経て、約10年店舗の運営管理を経験。
開業資金をなるべく抑えるプラン作成が得意で、品質が良くてランニングコストがなるべくかからない中小規模の飲食店開業や物販店開業をしています。年代は30代~40代の方がおもで、事業計画などの相談や具体的な開店準備のサポートが多いです。