雑貨店開業します。商品の仕入れ方を教えてください。

起業・開業よくある質問をまとめました
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ご質問内容

By: yoko

SVを約10年経験　開業準備のプロが答えます
ショップパートナー　中島将文（ナカシマ・マサフミ）

建築工学科出身。ゼネコン・設計事務所を経て、約10年店舗の運営管理を経験。開業資金をなるべく抑え、品質が良くてランニングコストがなるべくかからない中小規模のお店づくりが得意です。
30代～40代の開業の相談や具体的なサポートが多いです。

回答します

雑貨店の仕入れ先とポイントをお話しします。

雑貨店の仕入れは主に２種類あります。
・専売の商品を持っている場合
作家や芸術家で自分若しくは、契約先が作っているものを独占で販売できるパターン
・一般流通品を販売する場合
問屋やマーケットで買ってくるパターンです。いわゆる雑貨店はこちらに属します。
雑貨店に限らず音楽や、スポーツ用品などの専門店もこちらに属します。

・専売の商品を持っている場合
特別こうやらなくてはいけないというルールはありません。
作家さんと契約の金額で仕入れて、販売します。委託販売の形態を取る場合もあります。
作家さんは、物売りでは無いので、基本金額を提示してくれません。こちらから、この金額でどうかと提示するのがスマートな取引になると思います。
金額設定が難しいですが、お店の経費も加味して、利益が出るよう慎重に計算してください。
経費をのせると売れば売るほど赤字になるいう経験をしたことがあります。価格設定はくれぐれも注意してください。

・一般流通品を販売する場合
いくつか購入方法があります。
問屋から仕入れる
一番手っ取り早い方法です。ネットで調べると雑貨店向けの問屋さんは多くあります。複数社契約して仕入れ先を確保しておくと便利です。
インターネットで購入する
一般消費者と同様にネットで購入するという手もあります。１個から購入出来て価格も安いので便利ですが、保証がある商品などは、エンドユーザーに渡ってからクレームや返品になるリスクはありますので、慎重に購入してください。
フリーマーケットや展示会で購入する
アクセサリーなど多く出店されています。１点物など魅力的なものが多くあり買い付けにくる人も多くいます。
商品を買うのもいいですし、作家の方から直接仕入れられるようスカウトに行くのもありだと思います。
個人の方なら、思うようにすすめてくれることもあると思います。
・海外に買い付けに行く
アパレルなど海外に買い付けに行かれる方も多くいます。物価が違えば日本とは単価が全然違うので、利益性は非常に高いです。
一方デメリットも多くあります。海外に買い付けに行くということは、一定期間お店を休業しなくてはいけません。旅費もかかります。現地の買い付けも僅かな時間で、品質をチェックしなくてはなりません。それに、関税もかかります。
素人がぷらっとフリマ感覚で行くには難しいかもしれません。

仕入れに力を入れるか、販売に力をいれるかです
リスクの少ないものから多いものまで様々です。仕入れに自信がある方は、フリーマーケットや海外に買い付けに行く方法がいいでしょう。また、販売に自信のある方は、安全な方法で購入して、売り方で攻めたら良いと思います。
仕入れも大事、販売も大事です。どちらか得意分野で勝負してください。

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プロフィール

中島将文ショップパートナー代表: 建築工学科出身。ゼネコン・設計事務所を経て、約10年店舗の運営管理を経験。
開業資金をなるべく抑えるプラン作成が得意で、品質が良くてランニングコストがなるべくかからない中小規模の飲食店開業や物販店開業をしています。年代は30代～40代の方がおもで、事業計画などの相談や具体的な開店準備のサポートが多いです。

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