地下のテナント物件のデメリットをおしえてください。

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ご質問内容

地下のテナント物件のデメリットをおしえてください。
 
地下お店


ショップパートナー代表中島将文SVを約10年経験 開業準備のプロが答えます
ショップパートナー 中島 将文(ナカシマ・マサフミ)
 
建築工学科出身。ゼネコン・設計事務所を経て、約10年店舗の運営管理を経験。開業資金をなるべく抑え、品質が良くてランニングコストがなるべくかからない中小規模のお店づくりが得意です。
30代~40代の開業の相談や具体的なサポートが多いです。

回答します

デメリットと感じる方が多いですが、意外と現実的なのが地下店舗です。
地下店舗のメリット・デメリットをお話しします。

★メリット
家賃が安い
1階店舗より家賃は安いです。空中店舗と比べると、物件次第といったところですが、やや地下の方が高いかもしれません。

静かだし、音が漏れません
周りが壁でおおわれているので、近隣店舗などの環境音はしません。また、自店舗からの音も外に漏れないので、音楽関係ライブハウスや、楽器屋さんなどには、地下は最良の環境です。

直射日光が入らない
一見してデメリットですが、店舗にとって直射日光は厄介です。南や西に面していると、日光の光で商品が傷んだり焼けたりします。
また、お店の外からみても店内が暗く見えてしまうので、実はあまり日が入らないほうが店舗のとっていいです。

★デメリット
水の危険
大雨で水が浸水してきて、天井まで浸かってしまったという話を聞いたことがあります。このところの異常気象だと決して無い話ではなさそうです。
それと、湧き水などの対策はしていますが、地下である以上何があるかわかりません。

ジメジメしてる
やはり地下なので、湿気はあります。カビが発生するなどあまり閉じっきりにするのはおすすめできません。
建築基準法でも、必要な換気設備を設けるよう決まりはありますが、地下である以上どうしようもないことがあります。

店舗が目立たない
路面店や2階の店舗に比べるとどうしても目立ちません。ただ、外階段で直接降りることができる物件もあるので、入りやすさで言ったら、2階よりいいかもしれません。
 
私は地下店舗がおすすめです
すごくデメリットを言われがちですが、すごく条件の良い地下店舗はたくさんあります。
たとえば、「ドライエリア」といって地下にちょっとした庭のようなものがあり、空も見えるので、地下と思えない環境です。
それに地下に直接降りる階段があれば決して悪い物件ではないと思います。ポイントは、有効な「ドライエリア」があるかどうかで物件を探すといいと思います。


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プロフィール

中島 将文
中島 将文ショップパートナー代表
建築工学科出身。ゼネコン・設計事務所を経て、約10年店舗の運営管理を経験。
開業資金をなるべく抑えるプラン作成が得意で、品質が良くてランニングコストがなるべくかからない中小規模の飲食店開業や物販店開業をしています。年代は30代~40代の方がおもで、事業計画などの相談や具体的な開店準備のサポートが多いです。