カフェを開業するならフランチャイズがいいですか?

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ご質問内容

カフェを開業するならフランチャイズがいいですか?


ショップパートナー代表中島将文SVを約10年経験 開業準備のプロが答えます
ショップパートナー 中島 将文(ナカシマ・マサフミ)
 
建築工学科出身。ゼネコン・設計事務所を経て、約10年店舗の運営管理を経験。開業資金をなるべく抑え、品質が良くてランニングコストがなるべくかからない中小規模のお店づくりが得意です。
30代~40代の開業の相談や具体的なサポートが多いです。

回答します

    
最近コメダ珈琲がきっかけで、フランチャイズカフェが流行ってきました。
カフェの限らず、フランチャイズのメリットデメリットのお話しをします。

★フランチャイズのメリット
①仕組みが出来上がっているので、その通りやればいい
会社から指示された通りに店舗を作り運営していきますので、特別アイディアを出す必要はありません。

②材料調達も受け身でOK
不足しない限り、会社に発注すれば、材料や商品が届きます。    

③問題があれば、会社から来て対応してくれる
SV(スーパーバイザー)さんがいるので、万が一の事態のそなえられています。

★フランチャイズのデメリット
①お金がかかる
店舗を量産すれば安くできるのでは?と思いますよね。ところが意外と工事費が高いのが実情です。
それに加え、ライセンス料や開店にまつわる人の経費などがかさみます。
月々の売り上げも数十%会社に納めなくてはなりません。

②他のお店で事故を起こすと連鎖する
同系列店で食中毒や、事件事故が起こると、連鎖的に営業を中断しなくてはいけなくなります。
いくら気を付けていてもどうしようもありません。

③売上が悪くなったとき、どうしようもない
メリットで言いましたが、特別アイディアを出す必要ない反面アイディアがあっても許可なくできません。
安くも提供もできませんし、逆に高くもできません。売り方や商品構成も基本会社の許可をとらなくてはなりません。

 
結局フランチャイズと、普通に始めるのどちらがいいの?
事業計画の作成も不要ですし、店舗や資材の心配もありません。定期的にCMやキャンペーンも打ってくれます。
しかし長い目でみたらフランチャイズは、あまり続いているパターンを見たことがありません。
生き残るフランチャイズはわずかです。
ただ、業種によります。例えば、コンビニは大手がほぼ全てのシェアを持っていますので普通にやっても太刀打ちできません。
それと、会社の都合に左右されるのも事実です。会社の方針に従うのも事実的に義務になってきます。
なので、会社員とさほどかわりません。
それらを加味したうえで決めるといいと思います。
 


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プロフィール

中島 将文
中島 将文ショップパートナー代表
建築工学科出身。ゼネコン・設計事務所を経て、約10年店舗の運営管理を経験。
開業資金をなるべく抑えるプラン作成が得意で、品質が良くてランニングコストがなるべくかからない中小規模の飲食店開業や物販店開業をしています。年代は30代~40代の方がおもで、事業計画などの相談や具体的な開店準備のサポートが多いです。