雑貨屋さんや物販店での設計のポイントをおしえてください。
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ご質問内容
雑貨屋さんや物販店での設計のポイントをおしえてください。
建築工学科出身。ゼネコン・設計事務所を経て、約10年店舗の運営管理を経験。開業資金をなるべく抑え、品質が良くてランニングコストがなるべくかからない中小規模のお店づくりが得意です。
30代~40代の開業の相談や具体的なサポートが多いです。
回答します
設計時のポイントをお話しします。
なるべく原状回復しやすい構造にする
まず費用面ですが、工事費はそれほどかからないと思います。
規模にもよりますが、500万以下でいけると思います。過去にスケルトンから100万円で工事したことがあります。
なので、あまり大がかりに工事をするというより、将来退去した時を考慮して、既存の内装を壊さない工夫をしてください。
壁になるべく穴をあけない。天井は触らないなどするといいと思います。どうしても目立つ箇所は、長いカーテンや布を吊るすと、目隠しになるしリニューアルも容易です。
物販店の内装で一番注意してほしいのはレイアウトです。
お店の内装工事より、お客様がどう店内を回るか、スムーズな購入ができるか考えてください。
分類訳をするのも大切ですが、ストーリー性を持たすのもいいかもしれません。
IKEAは、実際の部屋のイメージをそのまま再現しました。お客様は「こんな部屋に住みたい」と感じてまとめ買いをしてくれます。大きなお店でないと難しいですが、ストーリー性は、まとめ買いと相性がいいということです。
アパレルのマネキンも服の組み合わせなのでそうですよね。
繁盛するお店をつくるワンポイント
話は戻りますが、ワンポイントあげると、お店の一番奥の壁は一番意識して作ってください。
人は臆病です。店の外からお店の中を見回して様子を見ます。
よく見ると、お店の一番奥の壁全体をオブジェにしていたり、お店のロゴを入れたりすごく気を使って作っています。
心理的な問題ですが、ひとは見渡せる一番奥から見ます。
アパレルなどのチェーン店をよく見てみてください。一番奥のレジ後ろの壁はすごくデザインが凝っています。
一方昔ながらの洋品店は、あまりこだわらず、通路だったりします。
逆に言うと、一番奥の壁だけしっかりつくれば後はそれほどお金をかけなくて大丈夫ということです。
そうわかると初めてのお店でも安心ですよね。街で観察してみてください!
24時間いつでも受付中です(#^^#)
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プロフィール
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建築工学科出身。ゼネコン・設計事務所を経て、約10年店舗の運営管理を経験。
開業資金をなるべく抑えるプラン作成が得意で、品質が良くてランニングコストがなるべくかからない中小規模の飲食店開業や物販店開業をしています。年代は30代~40代の方がおもで、事業計画などの相談や具体的な開店準備のサポートが多いです。
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